2010年3月アーカイブ

最終日

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朝からみんな雰囲気が違う。

そわそわというか、何か落ち着かない

 

キャンペーンの目標残、約1000万、どでかい数字だ

やりたい気持はやまやまだが、普段の月だったら

一ヶ月の目標だ、それを一日でやろうと言うのだから・・・

 

あわただしく始まった最終日だが午前中は少しづつ

売り上げが上がってきた、午後になって売り上げに

動きがない。

 

みんなの口から「ここまでやってきたんだから何とかしよう!」

とは言うものの数字が伸びない。

5時になって社長が「帰るよ」と言って帰ってしまった。

社長も、もう無理だと思っているのかな?

 

だれかれとなく、「頑張って明日社長をビックリさせてやろうぜ」

「そうだよ、やれることは全部やろうよ」「やりきろうぜ」

みんなの口から前向きな言葉がどんどん出てきた

何の根拠もなかったけど・・・

 

7時過ぎたあたりから、売り上げが上がり始めた

ガンガンあがる、半端じゃない勢いだ

すごいぞこれならいけるぞ!

「あと100万だ!」夜遅くなってもだれもテンションが下がらない。

 

最後のお客さんが来店した

このお客さんが決まれば達成だ。

事務所で静かに結果を待つ・・・・・

 

 

「決まったよ!」カウンセラーの声が事務所中に響く。

 

「やったー」

 

「おめでとうー」

 

「やったーーーーーー!」

 

みんながお互いに握手だ、目から輝くものが

キラキラしている

みんなで抱き合った。

 

すごいことをやってのけた、こんな小さな会社が

大手にもできないような売り上げをやってのけた。

本当にすごい、この仲間たちは,何てやつらなんだ。

 

このことは、おそらく一生忘れられない経験になると思います。

みんなありがとう!自分も良く頑張った、ほんとうにありがとう!

 

明日社長に報告するのが楽しみだなあ。

 

 

誰も教えてくれなかったサラリーマン業

決戦前夜

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はじめてのキャンペーン月

売り上げが毎日のように上がってくる

中間報告でも50万円、70万円、80万円・・・・・と

 

普段の月だったら1000万位なのに、今月はさすがに違う。

月の中盤で2000万を超える勢いだ。

 

第3週に入りさらに売り上げをと思っていたら

なぜか伸びない、これではまずい、ここでやっておかないと。

 

季節は夏、営業活動もじりじり照りつける太陽と暑さの戦いだ。

汗を拭き拭き跳びまわる。

社員の心の中に「目標いけるのか?、大丈夫なのか?」

少しづつ不安な気持が宿ってくる

 

あっという間に4週目に入ってきた。

さあ最後の週、ここで頑張らないと

今までの苦労が水の泡になってしまう。

 

でも思うような売り上げがあがってこない・・・

そしてとうとう最終日を迎えてしまった。

残りの金額はまだ1000万もある

 

誰もが不安な決戦前夜を迎える。

キャンペーンの始まり

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会社も少しづつ大きくなってきたある日、社長からあるキャンペーンの発表がありました

会社始まって以来の旅行をかけたキャンペーンです。

行き先はなんと世界一海がきれいといわれる「沖縄」です。

 

みんなは大興奮です。それも目標を達成したら

全員で行けるんです。すごい!

これはなんとしても、達成しなければ。

 

しかし目標が大きい、それはとてつもなく・・・

いままでこんなに大きな売り上げはやったことがない

そうとうみんなで協力しあってやらなければ

その目標がなんと4000万円!!!

この数字は日本の大手のエステサロンでナンバーワンの店がやるような数字です。

 

はたして、駆け出しのこんな小さなサロンに出来るんだろうか?

でもせっかく社長が出していただいたキャンペーンだし、やるしかない。

 

それはついにスタートした。

 

スタートはエステシャンがスタートダッシュをきった。

売り上げがドンドン上がってくる、営業の男性陣は焦った。

もしエステシャンが頑張って、営業の男性が未達だったら何を言われるかわからない。

 

男性たちは焦った、顔色が悪い、焦って営業に飛び出した。・・・

 

先月1000万を達成した第一課の次郎とカズは

これからの将来を見つめていた。

 

これからはもっと課のメンバーを増やして強力な組織を作りたいと考えていた。

お互いの知り合い、同級生、お客さんの中から、できるだけリストアップしてみた。

 

すると意外と候補が出てくる出てくる

端から電話をかけまくり、合う約束を決めた。

 

社員がドンドン増えてくる、次から次えと増えていく。

狭い事務所がなおさら狭くなる。

 

今まで数名だった事務所に社員が20名くらいになってきた。

とても入りきらない。10名がやっとだ。

 

次郎は、仕事中も考えに考えた。「そうだ!そうだ!これだ!」とひらめいた。

 

その方法とは朝礼の時間を一時間ずらせばいいんだ。

そうすることによって、1課は9時から、2課は10時からスタート

帰りも一時間ずらす、そしてそれを一週間ごとに交互にする。

 

早速社長に報告に行きました。すると社長もポンと手をたたき

「それだ、それだよ」

(次郎は、こういうことが大事なんだよなと、つくづく思いました)

普通であればすぐ新しい事務所に移ろうとなるところだが

そうすれば、お金もかかる。会社もまだ創業時、金も掛かるとき。

 

真剣に考えることでタダで解決してしまった。

これはすごいことだ。フレックスタイム制の完成だ。

次郎のこれからの人生に、この「考える」ことの大切さが

大いに役立っていくのである。

 

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